信州の森へ行ってきました③

今回の森林ツアーの中で感動したのが、長野県には美しい町並みが

しっかりと息づいているということ。

訪問した木曽アルテックさんのご案内で歩いた奈良井の宿は

歴史的建造物を保存するという形で観光地化されており、

「修景」という発想で町のあり方を昔から未来へとつなぐ町並みづくり

で注目される小布施(おぶせ)では、これからの町づくりのヒントが

いろんな角度で散見されたのでした。

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森林ツアーご一行様、奈良井の宿への図。

なんだかワクワクしてきます。

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おお、なんともいい感じに陽に焼けた木の家。

シルエットもバランスがいいですね〜!

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軒が長い!!!

1階の格子と2階の出窓的造り。これが一つの標準のようで、

京都の町家の原型とも言える民家が連なっています。

ここは昔宿場町だったのだから民家というより商家なのでしょうね。

各家がそれぞれの商いをしていたはず。

酒屋とか宿屋とか味噌屋とか・・・・・。

お昼ご飯にはその一軒を使った古民家で信州蕎麦をいただきました。

ここには歴史的な建造物としての木造住宅が保存されていたのです。

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一方、こちらは小布施です。

ご案内いただいたのは宮本忠長建築設計事務所のスタッフの方。


この小布施の町の修景事業を町と連携して進めてきた設計事務所が、

まさに宮本忠長さんでした。

修景とは「景観に欠けたところがあればそれを補い、不要のものは取り除き

乱れたところは整えて、一つのまとまりのある景観、一つの世界をつくり

上げること」と、小布施の町づくりのことを案内した川内正人(小布施町

まちづくり研究所所長)の著書「小布施まちづくりの奇跡」にはあります。

その言葉の表すとおり、こちらの町は単なる歴史的建造物を再生保存した

ものではなく、町の随所に新しい提案が意思を持った空間となって

表現され造られているのです。

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例えばこの「笹の広場」も元々は栗菓子屋(小布施堂)の屋敷畑だったものが

修景されて観光用に解放されたのだそうです。

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こちらは(元?)町長のご自宅。

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なんとこの「オープンガーデン」サインが掲示してあるときには

観光客は自由にこの庭を見学することができます。

この庭だけでなく、修景地区の随所にこのサインあり!!

町が一体となって、一つの物語を形作っているのです。

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古民家再生や歴史的建造物保存とは異なる、

新しい創造の力にあふれた町。それが小布施の魅力だと思いました。


森からはじまって、町へとたどり着いた今回の森林ツアー。

いろんな発見、気づきがありました。多くを学びました。

本当にいい経験だったと思います。


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by yawaraka-house | 2010-11-12 12:49