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マザープロジェクトのミーティングを開きます

すでに大手がベニヤやサッシを押さえにかかっているという情報を聞きました。

仮設住宅は現行法によれば震災後1ヶ月後には着工すると決まっているらしく、

それ自体検討すべき課題なはずですが、そんなことも言っておれないので

こちらも可能な限り素早く動きたいと思います。

そこでマザープロジェクトのミーティングを開こうと参加各位に

メールを送りました。

<東京>3月19日(土)午後6時30分〜 世田谷尾山台の弊社ギャラリーにて
(大地震の影響で桑原が東京に入れない場合は延期します)
<福岡>3月22日(火)午後3時〜 今泉季離宮の弊社ギャラリーにて

当日までにプロジェクトの基本的な考え方などを持って行きます。これを

叩き台にして提言書をまとめたいと思います。

とは言え、できれば現実の仮設住宅づくりに繋げたいので、それを推進できる

ようなアイデアがあればいつでも教えてください。また役に立つ情報があれば

どしどしご連絡ください。サイトに案内してよい情報ならば掲示していきます。

とりあえず神戸弁護士会がまとめた仮設住宅の問題点をレポートしたものが

ありましたので掲示していきます。ミーティング前にこれを必ず各自で読んで

きていただくように案内。

かなり具体的に仮設住宅の在るべき姿を提言しているので大いに参考になります。

私としては可能な限り実現したいので、そのような情報収集に努めます。

仙台のサポート工務店さんが無事でしたので、そこで行政からの仮設住宅の

受注ができないかとか、木材を確保できないかとか、そんなことを。

また、今描いている仮設住宅はこんなイメージです。

まず地方の工務店が無理なく施工できる工法や設計になっていること。

工事費は阪神淡路の場合が26m2の広さの空間当たり300万円程度ではないかと

書かれています。

外壁や屋根(下に防水シートなどを貼って)も木材でできないか、それに

高断熱の断熱材だけを用いた無暖房住宅を基本にできないか。何よりも冬の

寒冷地対策が重要。夏は軒と煙突効果で自然に過ごせないか。パッシブに

することと交流型の空間プランを結び付けたい。高齢者や障害者だけを優先入居

させて弱いコミュニティをつくり出した阪神淡路大地震の教訓を活かし、

世代混在型のコミュニティづくりに寄与する数タイプごとのプランニングも重要。

高齢者に的をしぼったグループホーム的な家も必要だと思います。その場合は

人的なフォロー体制が不可欠とのことです。

いすれも仮設住宅は決して「収容施設」ではないという観点から考えて

いく必要があります。

再度案内します。こちら
神戸弁護士会のレポートを紹介しているサイトです。



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by yawaraka-house | 2011-03-16 19:00