使いにくい商品とか見かけたことないですか?


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これは、先日打合せにうかがったお客様のご自宅にほど近い地下鉄

の出口近くに立てられた案内マップです。

歩道を挟んで目の前にある事務所のガラクタが積まれて

肝心のマップがよく見えません。

通行人は、ガラクタを避けて身を乗り出すようにして地図を見ています。

これは、利用者を完全に除外(エクスクルード)するやり方で、

生活者を社会的にインクルード(包含)するインクルーシブデザインの

考え方とは真っ向から反するものです。

こんな使いにくい商品を見かけたことはないですか?

歩道を塞ぐ自転車や道と建物を隔てる危ない段差、書くにくいペン、

手の中でクルクルと都合よく回転しないフォーク、ツマミが

小さすぎて熱いコーヒーが飲みにくい陶器のカップなどなど。

それを使いやすい形にデザインしていくのがインクルーシブデザインの

目的ですが、私は、家づくりにおいても、それを目的にしています。

生活者を除外するのではなく、包含するやさしいデザインや

機能、サービス。これらのモノ&コトは、住宅の設計の段階で

そのほとんどが決定されてしまいます。

建主が、それらの情報を知っていて採用するかしないか。

多くの建主は、家づくりが始めてなので、系統立てた情報や知識なんて

知らないので、それをサポートすることに大きな意味があるの

だと思います。

使いにくい商品を見ると、そんなことを思います。

by yawaraka-house | 2011-10-18 17:56