カテゴリ:やわらかな家づくり( 18 )

黒姫山に行ってきました。


信州の黒姫山に行ってきました。

地域型仮設住宅をつくるNPO法人の理事にC.Wニコルさんに

ご参加いただくために、同法人の理事長を務めていただく橋本大二郎さんと

ともにうかがったのです。


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ニコルさんは、アファンの森財団を運営されていて、1時間ほどをかけ、

そのアファンの森をご案内していただきました。

ニコルさんが黒姫山に住んでいることは知っていたのですが、

実際にどのような活動をされているのかを知ったのは今回が初めて。


ニコルさんは、荒れ果てた森を自分たちの手で自然の姿にトラストされていたのです。

こちらの森には、なんとチャールズ皇太子もいらっしゃったのだそうです。

『森は蘇る!』この意志で活動されているニコルさんの元に、

東松山市からも相談があり、その森の再生にも力を発揮されるということです。


東日本大震災で被災した子どもたちを受け入れ、その傷んだ心が

森の力で再生していくお話をしてくれたニコルさん。

大きな優しいクマさんのような印象を抱きました。


「ある人が聞いたんだ。人間と熊、どっちが大切かって。僕はすぐにこう答えた。

もちろん熊に決まってるでしょ! だって人間はいっぱいいるじゃない!」

そうお話されるニコルさんと一緒に森を歩いていくと、

そこには大きなミズナラの木が!

その木はアファンの森の中でも一番のパワースポットということで、

しばし、脱力して森林浴を愉しみました。


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ニコルさんは、小規模林業の新しい形にも精通されていて

馬を使ったホースロギング(馬搬/ばはん)という方法についても教えていただきました。


アファンの森財団の象徴とも言えるネイチャーセンターでミーティングを行い、

NPO法人の理事就任もご承諾をいただきました。

ネイチャーセンターにはニコルさん専用(?)の厨房があって

「これは炭で調理できるコンロね」とやや自慢げのニコルさん!


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アファンの森財団は、会員の年会費や寄附によって運営されています。

森そのものは、荒廃するのを避けるためにすべてのビジターを受け入れてはいません。

屋久島でも最近は定期観光船の乗組み定員を少なくしていますが、ビジターの

数を制限しないと、どうしても自然は荒廃するのだそうです。

(アファンの森財団の活動についてはこちら(http://www.afan.or.jp)をご覧ください。)


NPO法人の活動は、林業再生と国土防災を連携させながら、

地域型仮設住宅を地域住民参加によるワークショップで開発しようというもの。

その活動へ向けて、心強い仲間を得ることができました。

by yawaraka-house | 2012-06-28 18:23 | やわらかな家づくり

「オルガンハウスの小さな奇跡」

「オルガンハウスの小さな奇跡」発行/書肆侃侃房)が書籍として発売になります。


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この本は、長年おつき合いのある建主さんである萩尾さんちの家づくりを題材にして書き上げたノンフィクショ

ンです。それは、今からもう十年ほど前から始まり、現在に至るまでの物語。当時はまだ3歳だった温ちゃん

のために、二十代の若い両親が実現した家づくりの話です。


この本の中には、家づくりを成功させるための最も大切なポイントや、家族とは何かという小さな発見、そし

て、どうすれば奇跡が誕生するのかということを書いています。それはある意味、すべて萩尾さん家族から僕

らが学んだことでもあるのです。


幸福って、とてもシンプルなことだと思っていて、この本の随所に、シンプルな風景を、土地や自然や、やさし

い時間や素朴なご馳走とともに描きました。


これから家づくりをお考えになる方はもちろん、家族が幸福へ向かって一歩ずつ歩いて行く、その道を探した

いという方に、ぜひ読んでいただきたい本になっています。


7月初旬、全国の書店をはじめ、アマゾンなどでも販売スタートしますのでぜひお手にとってご覧になってみ

てください。

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by yawaraka-house | 2012-06-26 17:18 | やわらかな家づくり

自分ブランドづくり

『自分ブランド』という概念を、

僕の考える地域型住宅と地域型仮設住宅の核に置いています。

それは、各地域の建築家と工務店が連携して

その地域のニーズにマッチした『自分ブランド』を開発するというもの。

設計ディテールまで事前にデザインしておきます。

ニーズの吸い上げは、各地でコミュニティワークショップを

開催して行います。

新築住宅の着工戸数が確実に減っていく中、

専門連携こそが重要なテーマだと思います。

by yawaraka-house | 2012-06-08 09:13 | やわらかな家づくり

コミュニティ型集合住宅は長期入居者獲得の切り札になるか?


明日福岡国際センターで開催される賃貸住宅フェアで話す資料を完成させました。

「コミュニティ型集合住宅は長期入居者獲得の切り札になるか?」・・・というタイトルですが、中身は『もう新し

い箱は造らない方がいいなあ』という内容です。

今後の空家率上昇を鑑みても自然にそんな方向の話になってしまいました。



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でも、そんな時代だからこそ、ソーシャルインクルージョンの一つの装置としての賃貸住宅の可能性があると

感じていて、その方向での幾つかの業態提案を行います。


ご興味のある方はぜひお越しください!


● 「賃貸住宅フェア2012 in 福岡 」

日時:2012年5月23日(水) 15:10~16:00
会場:福岡国際センター(福岡市博多区築港本町2-2)
入場:無料
主催:株式会社 全国賃貸住宅新聞社
セミナー:15時10分~16時

by yawaraka-house | 2012-05-22 16:21 | やわらかな家づくり

みんなのチカラ

地域ごとに本当に求められる仮設住宅を建築するための

プロジェクトは、元高知県知事の橋本大二郎さんのご賛同を得て

最初の「素人でも建築できる仮設住宅」開発に向け、

関係各位と打ち合わせを進行しています。

信州の木を使ったパッシブ住宅フォレストバーンは、

既に数邸が建築中ですが、国土交通省が進める地域型住宅への

申請に向け工務店向けのセミナーを長野と東京、福岡で開催。

すこしずつですが、理想の形が見えてきました。

その間、いろんな方々のお力をいただき、知恵をいただき、

自分だけでは到底できない目標が現実のものとなっていくプロセスに

立ち会っています。

みんなのチカラで、みんなの明日を創るのだと思います。

協力をしていただいている方々に感謝感謝です。

本日も遠方から工務店さんがやってきて、フォレストバーンのモデルハウスに

ついて建築家を交えて打ち合わせをします。

橋本大二郎さんのお力を借りた仮設住宅プロジェクトは、

実際の商品開発に向け動き出します。

地域型住宅は、仮設住宅にリンクするものという国土交通省の予件もあるの

ですが、以前から仮設住宅プロジェクトを推進していることもあり

自ずとフォレストバーンと仮設住宅はリンクすることを考えています。

地域型住宅とは、地域に求められる住宅なのですからいざという時の

仮設住宅ともリンクしていて当然だと私も考えます。

日本の家づくりを変えていく、大きな転換期にあるのだと思います。

by yawaraka-house | 2012-04-25 10:43 | やわらかな家づくり

地域型住宅づくりへ

国土交通省が地域型住宅を打ち出していきます。

もう数年前に私は地域スタイルの家と呼んで取り組みを

スタートさせましたが、

足並みを揃えるのは難しいことが多かったのです。

ですが、元々社名がプロトハウスというくらいですから、

住宅のプロトタイプを創るのが大好きなので、

原点に戻り、地域型のプロトハウスを開発していきたいと考えます。

ただしすべてパッシブです。

地域の風と光を感じる家づくり。今月は工務店向けのセミナーが

二回あるので、その資料づくりの真っ只中。

さあ、いい家づくり頑張りましょう!

by yawaraka-house | 2012-03-13 10:37 | やわらかな家づくり

モデルプランか自由設計か?

いつもはモデルプランを叩き台にして、自由設計を

するのです。モデルプランは、建主の希望を引き出すための

プロトタイプだと考えています。

ところが今回は違いました。

最初は完全オリジナルでスタートしたY様邸。

しかし途中でモデルプランが気になりだして設計は振り出しに。

よくよく考えた結果、モデルプランの間取りが自分たちの

希望にとても近いことが解ったのでした。

建築士さんは、ご苦労様!

しかし、こんなケースもあるのですね。

それはある意味、モデルプランがよく出来ているからでしょう!

それを考えた建築士さん、すごいですね。

今回の場合は、「ご苦労様」と「すごい」が同じ建築士さんです。

良かった~!

完成度アップのために、次なる施策も企画中です。



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by yawaraka-house | 2012-02-03 18:49 | やわらかな家づくり

理想の家づくりを目指して


家づくりの理想の在り方をいつも考えている。


システムとしての叩き台を提示し、それに応じる建主と建築家と工務店を見つめ、より理想と思える方向に一

歩踏み出す。この十数年、ずっとそれを繰り返している。


これは、マーケティングに他ならない。

B&Dというビルダーとしての工務店とデザイナーとしての建築家の新しい連携方法や、信州の木を使った骨

太のパッシブハウスは、そのプロセスの一つだ。


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昨日は、建築士にして工務店の二代目を目指す若者とB&Dについて議論した。

設計者としての思いと施工者としての思いを熱く語る彼に僕は心の中で感謝しつつ、熱くマーケティングした。



本音で語り合う場からしか本物は生まれない。


今度の日曜日、建主を交え、理想的なおB&Dを目指した新しい家づくりがスタートする。

それは限りなく建築家コースに近いB&Dになる予感がする。


すべては、建主のいい家づくりのため、理想的な家づくり発見のためだ。

チャレンジなくしてイノベーションなし!


みんな一つのテーブルに向かい合うチーム制の家づくりを進めたい!


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by yawaraka-house | 2012-01-26 13:55 | やわらかな家づくり