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琵琶湖7杯分

今朝、NHKを観ていると作家の倉本聰さんが出演していて、

地球環境について語っていました。

途中から観て、特に印象に残ったところだけお話しますと、

倉元さんは地球と人類の歴史に興味を持っていて、地球が誕生してから

現在に至るまでを「目で見て実感してもらおう」と一つの道にして表現して

おり、何百メートルという道の最後のほんの数センチの間に人類が誕生し、

産業革命を経て石油を使うようになり急速に環境悪化を起こした

結果、温暖化(高熱化と倉元さんは表現していました)が進行して危機的

状況に面していると語っていました。

その中で倉元さんが語った象徴的な言葉が「地球に残っている石油は

琵琶湖7杯分」というものでした。

え〜! たった7杯分?! 

倉元さんも指摘していましたが、よく知っている物を例えにして

具体的な数字を提示されるとよく理解できるものです。

そんな危機的状況の中でも人類は既得権益などの理由で企業温存化などを

意識するあまり太陽光や風などの自然エネルギーの活用にまだまだ積極的

ではないように思えます。

日本でも太陽光発電によって余剰となった電気の買取り価格を倍増させるなど

の措置が遅ればせながら実施されますが、電力会社などはもっと

積極的に自然エネルギーの活用に力を入れるべきだと思います。

琵琶湖7杯分。年数で言えば、それが枯渇するまであと30年とも言われ

ています。その時点ではハイブリッド車も半分以上(限りなくゼロに近い

カタチで)意味がなくなるわけです。

太陽光発電は太陽光を使った自家発電ですから、何も燃やすこともないので

とても環境にはいいのですが、蓄電ができないのが今のところ最大のネック

と言われています。それもスマートグリッドというシステムの開発が

進んでいて数年後には数戸単位で蓄電ができるような気配です。

そうなれば夜でも太陽光で発電ができるわけで非常に便利になります。

環境先進国ドイツでは太陽光発電の設置が急速に進んでいて、そうなると

当初、反対派が唱えていた実用的レベルの電力を発電するのに必要な

太陽光発電装置の設置面積もそんなに広大に必要ではないことも解って

きているとNHKの深夜番組に登場したヘルコン・シューアさん

(ドイツ社会民主党)が苦笑いしながら指摘していました。その正確な

広さはメモっていなかったのでお伝えできませんが、地球全体で必要な

電力を発生させるのに必要な太陽光発電パネルの面積は、確かフランス国土

の広さ程度でいいと言っていたと思います。その広さのパネルを全世界の

日照のいい場所に設置すればいいのだそうです。

ここにも琵琶湖7杯分と同じ感覚の驚きがあります。

しかし琵琶湖7杯分、はカウントダウン30年で消えてなくなる有限のモノ。

フランス国土分の太陽光パネルは永遠に供給される無限の可能性です。

地球の利益のために、そろそろ人類の愚かさに別れを告げる潮時だと

思うのですが・・・・・。



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by yawaraka-house | 2009-07-31 17:24

小さな道

村上春樹の「1Q84」をようやく読み終えました。ふ〜。

同時代の裏側をえぐるような小説ですが、あんな物語を読むと

ついつい自分という生き方を再点検してしまいます。

で、半分以上は無力感に苛まれる結果になるのでしょうが、

私は、やはり自分自身の納得のいく生き方をするしかないよなあ〜と

我が身を振り返ったのでした。

その間にも、いろんな家づくりが進行していて、中には隣人問題や

人間関係のもつれなど、人の裏側に肉薄するような問題なども見聞きし、

世の中にはパーフェクトと呼べるモノコトが存在しないことを

感じつつ、その過程でもまた、私にとっての同時代を私自身の確信的

スタンスに立って生きていこうと考えたのでした。

そこで気づいたのが、私が切り開こうとしている新たな家づくりシステムを

私自身そんなに大きな取組みとはしたくないと考えている、ということ。

企業的な利益優先拡大型の企画開発には本質的にあまり興味がないということです。

私は、自由主義社会の株式による市場の活性化にも、あまり興味がなく、

人と人が信頼の中でモノとコトとを目に見えるカタチで交換し合うような

社会システムに淡い理想を抱いているのです。

私が切り開こうとしているのは小さな道です。

それをコツコツと成し遂げよう、と思います。

お陰さまで仲間の輪も少しずつ広がっています。

今日は長崎から工務店さんがやってきて、建築家の大場さんと一緒に

施工の段取りを打合せしました。夕方には新しい工務店さんと建築家を

引き合わせて、そこに連携の可能性を探ります。

明日は新たなキッチンブランド立ち上げのミーティングを若き二代目と

行ないます。いずれも小さな商談であり、小さな道行きです。

でも、それは時には楽しく時には頭を使う、充実した道なのです。

その道をみんなで意見を出し合いながらしっかり作っていく。

「1Q84」を読んで、それが与える空虚感という暗黒の水中からようやく顔を出し、

私はこの世界の小さな道のコトを考えました。


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by yawaraka-house | 2009-07-30 18:01

応援メッセージをよろしく!

グッドデザイン賞の二次審査のウェブサイトが公開されました。

応援メッセージを送ることができますので、ぜひよろしくお願いします。

ただこのサイトでは、概略しか案内されていませんので、

もっとB&D ProtoHouseのことを詳しく案内するサイトを近々造ろうと

思います。しばしお待ちください。

今日は取り急ぎ!



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by yawaraka-house | 2009-07-29 22:06

あなたはどんな家に暮らしたいのでしょう?

建築家が住宅をデザインするというコトは、あらゆる希望に応える可能性

を宿しているというコトを意味します。

ですから、どんな家でもいいのです、私たちが建主であるあなたのために

コーディネートする家は。

こんなコトを宣言すれば、B&D企画住宅を推進している私に対して矛盾を

感じる方もいらっしゃるでしょうが、幸いなことにそんなコトはありません。

私があらゆる家づくりのための発見の前にあなたに提示したいと思っている

のは「たった一つのプロトタイプ型住宅=B&D企画住宅」ではなく、

いろんなテイストを含有した、それこそいろんな方の中にある希求に

カタチを与えるべく誕生した数々の雛形=B&D企画住宅なのですから。

あなたはどんな家に暮らしたいのでしょう?

まずはそんなライフスタイルへの希求を一緒に発見するところから、

私たちの家づくりはスタートします。

どんな家に暮らしたいのかって? そりゃ、あの雑誌に出ていたようなモダンな

住宅に・・・なんて希望を抱いている方ならまだしも、

うまく自分たちの夢にカタチを与えることができない

という方々もご安心ください。

最初にお話しましたように、建築家が住宅をデザインするというコトは、

あらゆる希望に応える可能性を宿しているというコトを意味するのですから。

何かを新しくデザインするというコトは、その何かに対する希望の

ヒアリングが失敗していない限り、それに応えるコトを内包するのです。

それこそがまさにインクルーシブデザイン(イギリス型のユニバーサル

デザイン)の本質です。あなたがどんな家でどんな暮らしをしたいのか、

その幾つかのシナリオを描き、その複数のテーマにマルチプルに応える

インクルーシブデザインによる家づくり。

視覚的、体感的『叩き台』となるB&D企画住宅は、大きな実験装置である

という点では、その一つのツールに過ぎません。もっと他にあなたの夢を

引き出す装置なりシステムなりがあれば、それをツールにしてもよい。

私はそう考えています。

建築家には、その視点でB&D企画住宅にご参加いただきたいと考えています。

そのような意味においても、先日東京でビルダーが契約した前田由利さん逆指名

のB&D住宅は大きな意義があるものでした。

なんと前田さんは、その家づくりにおいて、前田さんの方からB&Dによる家づくりを

逆オーダーしたのですから。




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by yawaraka-house | 2009-07-26 23:11

猛烈な雨

昨日は1時間に100ミリを超えるという記録的な『猛烈な雨』の

中で車を移動させていました。

昔は山だったであろう起伏のある坂道を走っていると、「山」の頂から

水が勢いのある濁流となって踊り出てきて、舗装道路の排水機能を遥かに

凌駕したそれは用水路の小さな隙間から噴水のように吹き出て

くるのでした。

いつもは30分で走るその道を1時間近くかけて移動しながら、

まるで遊園地の『恐怖のゲリラ雨地帯』という名前のアトラクションを

走破しているような感覚でした。それはおそらく、いくら雨が猛烈に降った

ところで車内にいる限りは露とも濡れないという優位性の中で雨の恐怖感を

見学できていたからですが、しかし一旦、水路と化した高架下道路なぞに

迷い込めば、いきなり擬似的アトラクションの域を軽々と超越し

て水死しかねないという本物の恐怖と紙一重の刃の上を走破しているのでした。

この猛烈な雨こそ、昨年はゲリラ雨としてその驚異が指摘された

日本亜熱帯化の象徴だと私はとらえていて、

それが故に雨対策、ひいては湿気対策としての調湿を唱えているのです。

夜中まで「月の舎」の昔ながらの土壁に襲い来る横殴りの猛烈な雨の

音を左の耳に聞き、まばゆく閃光する稲妻の脅迫的な輝きに悩まされ

本日は明け方から睡眠不足気味でテラハウスの見学会に行ってきました。

明日も猛烈な雨が予測されていますので、

九州山口にお住まいの方は要注意です。

例年ならばとっくに梅雨明けしているところですが、まさかの猛烈雨。

それは熱帯夜との引き換え品なのか。

いずれにしても、自然気候はいともたやすく驚異的存在ですが、

いつの間にか「バケツをひっくり返したような雨」という表現が

『猛烈な雨』という新しい言葉に置き換えられていずれもテレビ局の

報道番組でも連呼される様は、村上春樹の『1Q84』を読んでいるような

奇妙なズレを感じさせるものがあるのですが、それは私だけの錯覚的発見

なのでしょうか。

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by yawaraka-house | 2009-07-25 22:53

イベントの夏、クリエイティブの夏、熱い夏

いよいよ明日でテラハウスの期間限定モデルプラン住宅の完成見学会が

終了します。まだご覧になっていない方はぜひお越しください。

須恵町でない方でも、デザインは全国的に活躍する丸谷さんです、

必ずや生きた家づくり情報をゲットできること受け合いです。

8月3日から8日は東京新宿オペラシティ1階の木童で『B&D木1000

プロジェクト住宅プラン発表会』を開催。こちらは東京初のB&D住宅

の発表なので、1000万円台での家づくりをお考えの方は必見です。

続いて8月23日(日)は神戸にある前田由利さんのご自宅にて

『11年目の草屋根ハウス体感会』を開催。全国的に草屋根を広めて

いこうと考えているのですが、その一環として関西方面の方にぜひ

ご覧いただきたいと思います。

また8月27日から30日は東京のビッグサイトでグッドデザイン賞の

公開二次審査のイベントがあり、どんな展示にしようかと只今企画制作の

真っ直中です。

プロトハウス事務局は元々は企画制作会社ですから、こんなイベントのときも

展示ツールなどはすべて自前で制作します。

グラフィックデザイナーの腕の見せ所なのです。

グラフィックデザインと言えば、パン屋さんや薬局のデザインについで

音楽教室のロゴマークなども制作しています。間もなく司法書士事務所と

そば屋さんのロゴも手がける予定。その間にプロデュースしているB&D住宅の

ロゴマークなどもデザインしています。

イベントの夏、クリエイティブの夏、熱い夏です!


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なんともいい感じの木の看板です!

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by yawaraka-house | 2009-07-24 17:49

ぼちぼち進んでます

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兵庫県丹波市で進んでいたB&D天然スタイルの家『クローバー』の

完成見学会を開催します。

日時は今度の土日(7月25日と26日)です。

クローバーという名前は四葉を意味しますが、その意味のごとく、

四つの空間を基本空間とする提案がなされているのがこの企画住宅の特色です。

それは今までにない新しい発想の「新田の字型間取り」を指します。

間仕切りによる田の字ではなく、空間を挿入することによる広がりのある

「田の字」がそこにはあります。

デザインをした木村松本さんは、新進気鋭の建築家で、どちらかと言えば

モダン住宅を数多く設計していますが、今回は、視点を変えて

B&D住宅に取組んでくれました。感謝感謝です!!

木村松本はん! ありがとうございます!!!

施工は樹の里ホームさん。大きな工務店ではありませんが、

自然素材と構造にこだわり、一つ一つを丁寧に造りあげていくビルダーです。


同日は福岡県須恵町で開催しているテラハウスの完成見学会も行なわれます。

他でも、同様に、いろんな家づくりがぼちぼちと進行中です。



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by yawaraka-house | 2009-07-22 11:56

夜中の3時に窓を閉めて

暑い夏が続きます。

まさに暑中お見舞い申し上げます、です。

今日はCOAN初の二世帯住宅のプレゼンテーションの日。

ですが、建築家の高岸さん、見事にいいプランを提案してくれました。

工務店さんが提出した予算もなんとか射程距離内。

此処に来て、チームCOANのコンビネーションもパワーアップです。

お昼は高岸さんと、いつものキッチンカフェにてお魚ランチを。

午後からはテラハウスの完成見学会。

こちらを設計された建築家の丸谷さんから、夜になってメールが来ている

のに気づきました。お互い感謝感謝の思いの交換です。

夕方までは暑さが残る「月の舎」ですが、寝る前に

窓を開け放っていると、必ず夜中に寒くなって目が覚めます。

携帯の液晶画面で時間を確認すると午前3時。

そろそろと木建の窓を閉め、二度寝に入るのでした。



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by yawaraka-house | 2009-07-18 22:40

なんともいい感じの家です

建主さんのご自宅を訪問。

お気に入りのご自宅ですが、白蟻の被害に遭っているため、建替えを

ご検討中なのです。

ご自身たちでペンキを塗られたという内装空間のなんともいい感じなこと!

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クリエーターご家族のクリエイティブな雰囲気がそこかしこに漂っています。

家づくりへの参加意欲満々のご主人。

なんと模型まで自主制作。しかも書き込みがびっしりととあります!

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ご希望とテイストを再確認して、この家づくりにご参加いただく建築家を

みんなで決めました。

そうこうしているうちに時間は経って・・・

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なんと夕飯をご馳走していただくことに。

すみませ〜ん! と恐縮しきりでしたが、

このパスタとグラタンの絶妙な味加減!

本当に美味しかった!! まさにボーノボーノ!!です。

室内の雰囲気も、言葉の交わし方も、とても自然な流れで此処に在る、

という感じのN様。そこにある空間の気分をそのまま未来の家に

持ち込みたいなあ〜と私も自然にそう思うのでした。

そこは、東京の静かな住宅地。

ここで自然と向き合うような温かな家を造りましょう。

次回は、夏真っ盛り、建築家の戸田さんとご一緒にヒアリング&敷地調査に

うかがいます。



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by yawaraka-house | 2009-07-17 11:33

仲間づくりマーケティング

家づくりは仲間づくりです。

建主にとっても、建築家にとっても、工務店にとっても、そうなのです。

なぜなら、一人では家はできませんし、

一人では家を守ることはできないのです。

これは、重要なポイントだと思います。

10年近く、家づくりのコーディネートをしていて、最近はB&Dという

新しい家づくりスタイルを考案し、それを推進していますが、

ずっと「いい家をつくる方式を生み出す」ための

マーケティングをしているのだと思います。

私は仲間づくりが大切と考えているのですが、残念なことに自分だけで

家ができると勘違いしているような人や商売のことだけを優先してしまう

人も中には登場してきて、想像力の欠片もない貧しいドラマが展開される

ケースもあったりして、その度に私は「う〜ん、マーケティング、

マーケティング・・・」と呪文のように自分に言い聞かせます。

そのマーケティングが正しいのか、日本の家づくりの未来はどうなるのか、

そんなことを想像し、グッドデザイン賞をはじめ、いろんな公募にも

私たちが展開する家づくりの仕組みの在り方を問うてみようと考えています。

ソトコト8月号の特集は「オーガニック建築」でしたが、

エコという視点、地球という視点でも、家づくりを考える必要はある

わけで、そんな公募にもふさわしい家づくりも進めていきます。

自分だけのペースではなく、みんなのペースで、

仲間づくりマーケティングは明日も続きます。


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by yawaraka-house | 2009-07-16 23:34