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インクルカフェ&マザープロジェクト報告会を開催します

インクルーシブデザイン研究所とマザープロジェクトのメンバーで

石巻と南三陸町の避難所を訪問して聞き取り調査をしてきました。

その報告会と恒例のインクルカフェを同時に開催します。

インクルーシブデザイン手法でコミュニティデザインに何ができるのか、

仮設住宅から復興住宅へと至る都市のデザインを親子で考えたら?

被災地の今は? そんなことをご報告&座談いたします。

定員30名です。どうぞ、ご参加ください。

九州大学の平井先生と私が進行役となって進めます。

<とき>
7月13日午後7時~
<ところ>
季離宮2階(福岡市中央区今泉1-18-25)
<参加費>
3000円(うち1000円を募金に使用します)

お問い合わせはプロトハウス事務局まで。

by yawaraka-house | 2011-06-28 22:56

知の家、感の家。

私の勉強不足でなければ、

ドイツで言うところのパッシブハウスは、全熱交換型換気扇を

システムの要としているらしい。

パッシブと言いながらも、機械装置は必要とする。

そのどこがパッシブなのか? どうしても疑問が残るのは

私独りではないだろう。

日本では、自律循環型住宅や環境共生住宅、エコハウスと言う

概念があるが、いずれも機械装置はは必須だ。

ここまでのパッシブ系住宅を「知の家」と呼ぼう。

自宅がどれだけ地球環境に、とりわけ温暖化防止にエネルギー消費の側面

から貢献しているのかをQ値(熱損失係数)などの数値として

目で観て知ることができるからだ。

これに対し、伝統構法を大いなる拠り所とした住宅の作り手たちは、

昔ながらの塗壁の家が身体にも自然で負担がないと言う。

数値は、その根拠の設定からしてなんだか怪しい、という論法を

どこかに滲ませながら。

このような家は、断熱の考え方も伝統に則ることが多いので、

暑い寒いも、五感にストレートなことを推奨する傾向にある。

これを「感の家」と呼ぶ。

実際の住まい手は、どうだろう。

多くの建主は、温熱環境やパッシブハウスの造り方について

断片的な知識しか持ち合わせがない。またいくら瞬時にいろんな

情報が検索できるIT社会と言えど、実体験情報までを自分の知覚と

して学習することはできない。

そこで、家づくりのある程度のプロセスにおいて、

建主は「えいやっ」という決断で「知の家」か「感の家」か

大きな方向性をある意味最後は直感で決めることになるのだが、

私が見る限りでは「知の家」に軍配が上がることが多いようだ。

人間誰しも数字的な裏付けには弱いものだ。

また、知ることは、学ぶことであり、それはマネることなのだから

知性の名の元において、自分で理解しうる住宅に住みたいと願うのは

当然の帰結なのかもしれない。

だが、五感の知恵もあながち捨てたものではない、と思う。

五感は人間が自然界にあって危険から身を守るために身につけてきた

能力そのものでもある。

なんとなく怪しい匂いを感じていたら頭痛がしてきたとか、

空間から生じる圧迫感に神経がまいってしまうとか、数字では

割り切れない、目にも見えない何かを五感が教えてくれる。

「知」だけに頼り過ぎた住宅は、「感」の大切な要素を

見失いがちになる。「感」の重要なファクターは、「心地いい」

という言葉に込められる心理的な満足度だ。

収納量という数字から見れば無駄とも言えるちょっとした空間が

心を和ませることがある。そこに見え隠れするのは「感の家」だ。

サービス過剰なまでに数値管理の行き届いた家よりも、

私は構造、断熱、調湿の数値だけはきちんと押させた上で、

あとは五感が自由に本来の自分を取り戻せるような「感の家」が良いと思う。

そのほうが、いざという時に、正常な判断を下せる未来の私が生まれる

ような気がする。

昨日、白い麻のシャツを買った。

今日はそれを来て風が強く時々小雨が混じる道を歩いて事務局に来た。

長袖だけれど、暑くなく、心地よかった。

by yawaraka-house | 2011-06-26 15:26

友達の力

前島さんが支援物資を送り出します。

そのプロセスなどを彼女のブログでご覧になってください。

友達の力なんだなって、素直に感心しました。

ご苦労様です。

皆さん、本当にありがとうございます。


ProtoHouse

by yawaraka-house | 2011-06-23 10:18

映画で東北を応援する活動もある!

シネマエール東北という活動があります。

東北の人に無料で映画を観ていただくのだという

素晴らしいと思います。


ProtoHouse

by yawaraka-house | 2011-06-22 11:52

支援物資を送ります

避難所に同行した前島さんの所に支援物資が集まっています。

本日聞いたところでは、

衣類(Tシャツ/羽織もの):男性用79着
               女性用162着 で計241着
(着古し感激しいものやシミのある物などはこちらで分別させて頂きました)
汗拭きシート(10枚入り用に換算して):男性用128
                   女性用   99  で計227 だそうです。

前島さん、すごい!

ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。

前島さんから近日中に石巻中央公民館の避難所に届けられます。

アンケート調査に行った先で出た支援物資のリクエストでしたが、

前島さんの素早い行動力が、こんな結果に!

まずは行動ありき!の見本のような話ですね。

マザープロジェクトもがんばらねば!

by yawaraka-house | 2011-06-21 18:52

仮設住宅アンケート調査の報告会を開催します

6月12日から14日にかけ被災地の避難所にうかがい

仮設住宅に関するアンケート調査を行ってきました。

具体的には、避難所になっている石巻市の中央公民館と南三陸町の志津川中学校に

うかがい、お一人お一人に対し聞き取り調査をさせていただきました。

その報告会を7月に東京と福岡で行う予定ですが、

今回は概要だけ報告しておきます。

まず、今すぐ入居を希望しているのは約78%が仮設住宅で、20%が賃貸住宅

でした。ただし、現実には場所を指定して仮設住宅に申し込みをすると

なかなか選定されないのが実際のようです。遠くならすぐに入居できる

けど、近くの仮設住宅にはなかなか入れないというわけです。

仮設住宅の周囲に住んで欲しい人は?という質問には、

64%が今までの自宅周辺に住んでいたご近所さんを希望。避難所で仲良くなった

人は25%でした。

特に意外だったのが暑さ寒さ対策についてのご要望でした。

なんと54%の人が夏の暑さ対策を万全にしてほしいと答えたのに対し、

冬の寒さ対策を万全にしてほしいと答えた方は22%と少なかったのです。

東北は寒いから寒さ対策が一番に来ると考えてがちですが、違いました。

この他にも具体的にお聞きしています。

そのレポートと、こぼれくる不平不満の内容、また私たちが見た震災後三ヶ月を

経た現地の様子を報告したいと思います。

近々、開催する日程をご案内しますので、ぜひご参加ください。

また、現地の被災者の方から「汗拭きシート」や「Tシャツ」「うちわ」などを

支援して欲しいというリクエストをいただき、同行した前島さんがそれを

集める係で奮闘しています。ぜひ、ご協力ください。

前島さんの連絡先は、コチラからどうぞ。

プロトハウス事務局

by yawaraka-house | 2011-06-17 18:42

仮設住宅プランを追加しました

マザープロジェクトに新しい仮設住宅プランを追加しています。

設計は瀬野さんです。

こちらからどうぞ。

by yawaraka-house | 2011-06-11 18:05

明日から現地に入ります

明日は夕方仙台に入り、明後日から宮城県を回ってきます。

本日はそのための下準備をしました。

もうすぐ津波発生から三ヶ月が経過しますが、現地はまだまだ復旧の途上と

聞いています。現実をしっかりと見てきたいと思います。

アンケート調査を行う予定ですが、被災地の方に失礼がないように気を

つけながら、本当の思いをお聞きしてきたいと思います。

また、近々、プロトハウスのサイト上でも被災された方を対象とした

仮設住宅アンケート調査を行う予定です。

では、行ってきます。

ProtoHouse

by yawaraka-house | 2011-06-10 18:31

現地調査にうかがいます

6月の12日に仙台の避難所にうかがい、アンケート調査をさせて

いただきます。ただ今、その調査票を作成中です。

同日は九州大学の平井先生にもご同行いただき、ワークショップも

行いたいので、避難所の運営委員会と方と調整を行っています。

翌13日には石巻や南三陸町でヒアリングなどを行う予定です。

できるだけ、現地の生の声を聞き取りたいと思います。

by yawaraka-house | 2011-06-01 13:55