今年一年に感謝!

2012.12.29

今年最後のブログです。

一年、ありがとうございました。

プロトハウス事務局での、建築家&工務店をコーディネートした

自由設計での家づくり。

フォレストバーンの「パッシブ+デザイン」な家づくり。

そして、NPOつよく美しいふるさとづくり機構の設立と

本格的な準備活動のスタート!

C.W.ニコルさんをはじめ、様々な新しい出会いに感謝&感謝です。

さらなる「豊かな選択肢」づくりをめざし、

新年も頑張ろうと思います。

「私は地球のひとかけら(Piece)」という言葉を胸に刻み、

いろんな活動を通して大きなPeace(平和)を育むべく、一歩ずつ

前に進んでいこうと思います。

皆様、どうぞよろしくお願い致します。

              プロトハウス事務局代表
              NPOつよく美しいふるさとづくり機構事務局長  桑原あきら

# by yawaraka-house | 2012-12-29 11:53 | やわらかな家づくり

Piece for Peace project

NPO法人つよく美しいふるさとづくり機構の活動をスタートしました。
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この法人で推進するプロジェクト名をPiece for Peace projectと呼び
ます。
Pieceとは「かけら」のこと。小さなPieceが集まって大きなモノや
コトになっていきます。個人として、企業として、自分たちにできる
Pieceをつくっていくのが、私たちのプロジェクトです。

ピースハウスで使用する小径木(直径90cm)はまさにPiece(ピース)。
しかし、いろんな業種や仕事のひとつ一つも、ピースではないか。そ
んな思いから、「Piece.」というキーワードを当法人の行う活動を象
徴する言葉として考えています。ピースハウスで使用する小径木は、山
間に放置されたままだった間伐材の中でも特に未活用だった「30年未満
の小径間伐材」及び「主伐材先端の小径部」(直径14cm未満)を、大切
なピースとして有効活用しようというものです。上記の材からは、ちょ
うど9cmの角材が得られるのです。この事実と同じように、今までは捨
てていたけれど、発想の転換などによって有効活用できる様々なピース
(アイデアやヒント、具体的な行動など)があるはずです。そんな視点
から、いろんな方々に、ぜひ当法人が進めるこのプロジェクトにご参加
いただきたいと考えています。

そのPieceの集まりとしておおきなPeace(平和)が生まれます。
だから、Piece for Peace project.というプロジェクト名としました。

このプロジェクトのご説明及びご案内は、個人様向け、企業様向け、工
務店様向けとつくっておりますので、お気軽にご所望ください。



                         プロトハウス事務局

# by yawaraka-house | 2012-12-13 17:08 | マザープロジェクト

ロジャー・コールマンさんのトークセッション

先日、九州大学でロジャー・コールマンさんのトークセッションに

参加してきました。

ロジャーさんは、「インクルーシブデザイン」という表現の発案者です。

英国のロイヤルカレッジオブアート・ヘレンハムリンセンターの教授でしたが

現在は退官されています。

この日は、九州大学平井研究室でのトークセッションです。

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中央の方がロジャーさん、隣が平井先生、その隣が私です。

トークの中では、ロジャーさんの初期の活動がアートからムーブメントへと

変化していき、そのプロセスの中で地域の家や新聞を地域の人々と

ともに造っていったという件があり、「ジョイナーに習いに行った」

のだとおっしゃいました。そのジョイナーとは大工のことであり、

後でした立ち話で「大工仕事の中でもジョイントをいかに造るかは大切な

ポイントなのだ」と話され、私も今進めているNPO活動で用いる

「木材をいかにつなげるかという構造=ジョイント」のことをお話し、

国は変われど、大切なポイントは同じなのだと思いました。

ロジャーさんが活躍しはじめたのは1980年。まだユニバーサルデザイン

という概念が成立していなかった頃です。

そんな状況の中で、新しいデザイン活動への興味をいかに喚起していくか

が課題だったそうですが、いつもユーザーとともに考えることに重きを

置いていたそうです。

それが意味することは何か、社会に対してどういう意味があるか?

常にオープンな質問をすることの大切さ。

正しい質問。本当の課題を考えること。そしてリサーチクエスチョン。

デザインにとっては、リサーチすることはとても大切なことだと

ロジャーさんは、笑いながらも真剣に語りました。

また、全体のプロセスを理解しながらシンプルな問題を発見することの

大切さも教えていただきました。

                         プロトハウス事務局

# by yawaraka-house | 2012-10-25 12:10 | インクルーシブデザイン

家を建てて起業する。

次の次くらいに本にしたいと考えていた内容の一部を

テレビの取材で発表することになりました。

知り合いのテレビ局のプロデューサーから住宅に関して

何か新しい切り口がないかと聞かれ、

暖めていたこのテーマを話したところすぐに取材したいと

なったのでした。

それが「家を建てて起業する」というテーマ。

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これまでの家づくりは住宅ローンを支払うだけの「負債」だった

のに対し、これからの家づくりは家賃収入や売上が生まれる「資産」

になるという考え方。もちろんすべてがそうなるわけでは

ありませんが、そういう視点で家づくりをする人が増えていくだろう

と考えるのです。

その流れは二つに大別されます。

一つが「自己実現型」で、今回のテレビで紹介する自宅カフェや

自宅パン教室などがその好例。他にも料理教室や書道教室、中には

整骨院なんてのもありますね。

もう一つが「ビジネス型」で1戸をアパートメントにしもう1戸には

自分が住むという半分賃貸型や、本格的なマンション経営型なども

あります。そして、これからプロトハウス事務局で推進していきたい

と考えている「自宅をモデルハウスにして家づくりをコーディネートする」

という新しいビジネスモデルもあります。

ここでは講習を受けた「家づくりコーディネーター」が活躍することに

なるのですが、まだまだそこまで弊社の準備が追いついていないので、

ぜひ数年後には実現させたいと思っています。

いずれにしても、経済の先行きが不透明な今、ただ単に「負債」となる

家づくりに限らず、新たな視点で「資産」となる家づくりにも注目したい

ところ。今進めている地域型仮設住宅を造るためのNPOの活動や、

日本の木を使った「かっこいいパッシブ住宅ブランド・フォレストバーン」が

一段落したところで「家づくりコーディネーター協会」を設立し、

このようなビジネスモデルも確立させたいと考えています。

家づくりは、誰の物でもなく、自分のコト! せっかく大きな投資を

するのですから、そこを新たな価値観の創出の場にしない手はありません。

ただ、そのモデルハウスには自分の感性がすべて反映されますので、

その部分を磨いておく必要があります。

                        プロトハウス事務局

# by yawaraka-house | 2012-10-22 18:25 | 家づくりコーディネーター養成

板張りの外壁

この黒い板張りの外壁、素敵でしょう。

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信州カラマツを使ったT&Tパネルという外壁です。

黒色のリボスを事前に塗ってあるので、現場では大工さんが

貼付けるだけ。施工も簡単に済みます。

フォレストバーンでは、こんな風に、木の外壁を使うデザインを

ご提案しています。

もちろん、塗り壁などもOKです。


プロトハウス事務局

# by yawaraka-house | 2012-09-28 13:35 | やわらかな家づくり

ユーザー参加型家づくりが増えてきた

建主の満足度は、どこに在るのか? 僕らは、ずっとその答えを探している。建主と

言っても、多種多様だ。「基本的には住めればいい。大切なのは、ある程度の広さと

機能のある住宅が幾らで建つかだ」と、商品を金銭感覚で見定めるように〝家を買う

〟人もいれば、「できればデザインと居住性能が両立した家を建てたい」と、自分の

理想の家を追求したいと願う人もいる。この前者と後者が、夫婦のこともある。夫婦

は元々は赤の他人。価値観だって、基本的には異なるケースが多い。面白いのは、こ

のような夫婦のケースで、前者が後者に〝成長していく〟ことがしばしばあることだ。

最初は他人事のような話だった「建築家にデザインを依頼する」ということが、実際

に建築家に会ってプロジェクトが進行しはじめると、自分たちの思いがデザインされ

ていくことに次第に興味が湧き、楽しくなっていくのだ。態度は以前のまま〝しぶし

ぶ〟なのに、建築家がデザインした図面を見る体が前傾姿勢になっている建主を見る

とき、僕は心がウキウキしてくる。「あっ、スイッチが入ったな」と僕は得心する。

最近、「自分の家のデザインを自分で行いたい」と願い出る建主の家づくりが2例同

時に進んでいる。一つは、設計経験のあるセミプロで、一つは設計に興味のある素人。

いずれも、最初から「自分で基本図面を描きたいのですが、その後の実施図面と設計

監理をお願いできる建築家の方がいらっしゃるでしょうか?」という依頼内容だった。

建築家の多くは、自分が設計した建物を自分の作品と思っていて、すべての図面を自

分で描きたいと考えているし、しかもその中でも一番大切な基本図面を建主に描いて

もらうことを快く受け入れるケースは少ない、と前置きした後で、僕は「そういうこ

とに対応してくれる建築家もいます」と答えた。実際に数名の顔が思い浮かんだから

だが、心の片隅で「そうだな、こんな思いを抱いている建主も少なくないのだろう」
と確信していた。

このような「自分の家のデザインを自分で行いたい」という建主との家づくりを「ユー

ザー参加型家づくり」と、僕らは呼んでいる。絵心のある人の多くは、こんな風に、

「自分の家はこんなデザインがいいなあ」と想像していたとしてもちっとも不思議な

ことではない。

このようなケースでは、作品テイストや設計ポリシーが〝ある一定の評価を受けてい

る〟建築家とのコラボレーションは難しい。そのような建築家は、こんなケースには

〝自分に設計依頼する意味がない〟と感じるからだ。オリジナルの想像こそが自分の

存在理由である、とその建築家は考える。では、どんな建築家と相性がいいのかと言

うと、建主が描きたがっている基本図面の中には自分には思いつかないアイデアやヒ

ントがいっぱい詰まっていると素直に感じるピュアな精神の持ち主である建築家とな

らば上手く事が運ぶだろう、と僕は感じている。もちろん、夢と現実との間を几帳面

なラインで描き図面を作成していくスキルがないことには話にならない。つまり、建

築士としての正確な技能が必要なのは当然。その上で、建主の求める感性を敏感に感

じ取り、それが施工に反映するように設計監理をするセンスが求められる。

「自分の家のデザインを自分で行いたい」と願う建主は、これからますます増えてい

くことだろう。なぜなら、自分らしい暮しを実現したいと願う建主は確実に増えてい

るし、そんな人は「自分でデザインする」ことが、自分の満足度に直結していること

を、よく理解しているからだ。

このようなユーザー参加型デザインを実現する方法の一つにワークショップがある。

心を真っ白にして、その上に自分たちの本当の願いやニーズを発見し組み上げていく

には、日常とは違った視点で、心を開放し、深層心理を探る必要があるからだ。これ

は僕がアドバイザーとして参加しているインクルーシブデザイン研究所が基本的に用

いる方法なので、これまでに何度もワークショップを伴った家づくりを実現してきた。

ワークショップでは、建主は素人なりに図面を描き住宅の模型を造ることになる。あ

まり仲が良さそうには見えないご夫婦も、一つの模型を造るために〝しぶしぶ〟な感

じで作業に没頭し、最後には二人の作品である我家住宅作品の模型やコンセプトシー

トを前にして、やや緊張ぎみに見事なプレゼンテーションを行う。僕は、そんなご夫

婦を何組も見てきた。

残念なことは、まだこんな建主主義のユーザー参加型家づくりに積極的に取組む建築

家が少ないことだが、それでも、現在進行している二組の家づくりがそうであるよう

に、きちんと応えてくれる建築家も存在する。こんなときに我々家づくりコーディネー

ターが肝に銘じなければならないのは、家づくりの方法はまさに多様性の中にあると

いうこと。建主の思いを実現する方法も多彩でいいのだ、ということだ。

建主の満足度は、どこに在るのか? その答えの一つが、ユーザー参加型家づくりだ。

自分でデザインするのだから、どんな形になろうが愛着が湧く。もちろん、セミプロ

であろうが素人であろうが、一般的な建主は、住宅の温熱環境の造り方や安心な構造

を構築するにはどうすればいいのかなど、住宅の基本とも言える要素に関してはそれ

ほど多くの知識も、ましてや経験など持ち合わせてはいない。そこで建築家や、我々

家づくりコーディネーターの豊かなアドバイスが必要になってくる。プロトハウス事

務局では、このようなユーザーからの質問、大歓迎!!きらりと煌めく建主のアイデ

アに、ぜひ出会いたい。

# by yawaraka-house | 2012-07-20 14:31

黒姫山に行ってきました。


信州の黒姫山に行ってきました。

地域型仮設住宅をつくるNPO法人の理事にC.Wニコルさんに

ご参加いただくために、同法人の理事長を務めていただく橋本大二郎さんと

ともにうかがったのです。


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ニコルさんは、アファンの森財団を運営されていて、1時間ほどをかけ、

そのアファンの森をご案内していただきました。

ニコルさんが黒姫山に住んでいることは知っていたのですが、

実際にどのような活動をされているのかを知ったのは今回が初めて。


ニコルさんは、荒れ果てた森を自分たちの手で自然の姿にトラストされていたのです。

こちらの森には、なんとチャールズ皇太子もいらっしゃったのだそうです。

『森は蘇る!』この意志で活動されているニコルさんの元に、

東松山市からも相談があり、その森の再生にも力を発揮されるということです。


東日本大震災で被災した子どもたちを受け入れ、その傷んだ心が

森の力で再生していくお話をしてくれたニコルさん。

大きな優しいクマさんのような印象を抱きました。


「ある人が聞いたんだ。人間と熊、どっちが大切かって。僕はすぐにこう答えた。

もちろん熊に決まってるでしょ! だって人間はいっぱいいるじゃない!」

そうお話されるニコルさんと一緒に森を歩いていくと、

そこには大きなミズナラの木が!

その木はアファンの森の中でも一番のパワースポットということで、

しばし、脱力して森林浴を愉しみました。


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ニコルさんは、小規模林業の新しい形にも精通されていて

馬を使ったホースロギング(馬搬/ばはん)という方法についても教えていただきました。


アファンの森財団の象徴とも言えるネイチャーセンターでミーティングを行い、

NPO法人の理事就任もご承諾をいただきました。

ネイチャーセンターにはニコルさん専用(?)の厨房があって

「これは炭で調理できるコンロね」とやや自慢げのニコルさん!


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アファンの森財団は、会員の年会費や寄附によって運営されています。

森そのものは、荒廃するのを避けるためにすべてのビジターを受け入れてはいません。

屋久島でも最近は定期観光船の乗組み定員を少なくしていますが、ビジターの

数を制限しないと、どうしても自然は荒廃するのだそうです。

(アファンの森財団の活動についてはこちら(http://www.afan.or.jp)をご覧ください。)


NPO法人の活動は、林業再生と国土防災を連携させながら、

地域型仮設住宅を地域住民参加によるワークショップで開発しようというもの。

その活動へ向けて、心強い仲間を得ることができました。

# by yawaraka-house | 2012-06-28 18:23 | やわらかな家づくり

「オルガンハウスの小さな奇跡」

「オルガンハウスの小さな奇跡」発行/書肆侃侃房)が書籍として発売になります。


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この本は、長年おつき合いのある建主さんである萩尾さんちの家づくりを題材にして書き上げたノンフィクショ

ンです。それは、今からもう十年ほど前から始まり、現在に至るまでの物語。当時はまだ3歳だった温ちゃん

のために、二十代の若い両親が実現した家づくりの話です。


この本の中には、家づくりを成功させるための最も大切なポイントや、家族とは何かという小さな発見、そし

て、どうすれば奇跡が誕生するのかということを書いています。それはある意味、すべて萩尾さん家族から僕

らが学んだことでもあるのです。


幸福って、とてもシンプルなことだと思っていて、この本の随所に、シンプルな風景を、土地や自然や、やさし

い時間や素朴なご馳走とともに描きました。


これから家づくりをお考えになる方はもちろん、家族が幸福へ向かって一歩ずつ歩いて行く、その道を探した

いという方に、ぜひ読んでいただきたい本になっています。


7月初旬、全国の書店をはじめ、アマゾンなどでも販売スタートしますのでぜひお手にとってご覧になってみ

てください。

アマゾンでのご購入はこちら                                                                             

# by yawaraka-house | 2012-06-26 17:18 | やわらかな家づくり

豊かな選択肢/いい家づくり100選 -4- 建主の思いこそ財産


人生には、いろんな岐路が用意されている。右へ進むのか、左へ回るのか、その入り口がいいのか、そもそ

もそれは入り口なのか?


岐路とはつまり、選択肢のことだ。右へ向かうにしても、左に向かうにしても、一歩前進するには、それなりの

理由が要るだろう。その道を選ぶ背景なり、根拠がないことには足下が不確かでしようがない。



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家づくりにおいても、様々な選択肢があるのだが、多くの人が自分の思いを不確かなままにしておいて、コマ

ーシャル幻想によって植え付けられた一般的な価値観を根拠にその選択を行っているようでならない。

 
建主の本質的な思いこそが、家づくりの根本的な財産である。それは家づくりの目的ということもできる。高度

経済成長期の混沌とした時代の勢いに任せるならまだしも、今は、しっかりと立ち止まって自分たち家族の思

いとじっくりと向き合う余裕をつくることは、そんなに難しいことではないと思う。



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大切なのは、自分なりに考えはじめることだ。自分たち家族の価値観を一度摺り合わせしてみるだけでもい

い。すると、お互いのパートナーが意外なことを思い、意外なことにこだわりを抱いていることが理解できるだ

ろう。

 
決して、自分の価値観だけを「建主の思い」として語ってはならない。そこだけにこだわった挙げ句に、妻や夫

が家を出て行った家づくりを、僕は何度か目撃している。「あなたにはこの納戸くらいの部屋があればいいわよ

ね!」と言い放った奥様の声が脳裏に蘇る。旦那さんは、苦笑いしながら「もう十分十分!」と応えていた。そ

の家づくりの結末は「新築」と同時に「離婚」という人生の岐路を描いたのだが、あの時、旦那さんの苦笑いの

中には複雑な思いがあったのだろうか。


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家づくりとは、家族の思いを確かめ、その思いを形にしていく作業のことだと思う。

 
プロトハウス事務局では、建主へのヒアリングを最も大切にしている。どこに本音があるのかを、建主の心を

柔軟に開きながら、いつも見つめるようにしている。そのためには、時にはワークショップなどを行い、ゲーム

感覚の遊びの中で家族の本音を引き出すこともする。



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建主の本音が固まれば固まるほど、進むべき道もはっきりと見えてくる。僕はその思いが見えた時に、その

思いをキーワードにしてみんなで共有できるようにする。その時、言葉は大切な役割を担う。その家族の家づ

くりの旗印やキャッチフレーズになる言葉を、印象に残るように呟くのだが、そうすることで、建主の思いにタイ

トルが付けられる。

 
建主の思いこそが財産だ。それが明確であれば、建築家から提案された住宅のプランが、自分たちの実現し

たい暮らしにマッチするものかどうか、ある程度察しがつくようになる。建築家は設計のプロであり、言葉も多

彩だから、家づくりの素人である建主は、建築家の提案するプレゼンテーションが自分たちに相応しいのかど

うか、見えなくなることがある。しかし、この思いが明確であれば、そんな心配も少なくなる。建主の思いがしっ

かりとしていれば、いかなるプレゼンテーションがなされようと、その形に惑わされることはない。



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建主の思いこそが、最も素晴らしい唯一無二のものだ。

そこには、揺れない、シンプルな願いがあるはずだ。


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# by yawaraka-house | 2012-06-12 17:44 | 豊かな選択肢/いい家づくり100選

自分ブランドづくり

『自分ブランド』という概念を、

僕の考える地域型住宅と地域型仮設住宅の核に置いています。

それは、各地域の建築家と工務店が連携して

その地域のニーズにマッチした『自分ブランド』を開発するというもの。

設計ディテールまで事前にデザインしておきます。

ニーズの吸い上げは、各地でコミュニティワークショップを

開催して行います。

新築住宅の着工戸数が確実に減っていく中、

専門連携こそが重要なテーマだと思います。

# by yawaraka-house | 2012-06-08 09:13 | やわらかな家づくり