世界のJikugumi-Houseを
今日は、長崎の方のビルダーさん向けのB&D住宅の
コンセプトを考えました。
B&D住宅のコンセプトを企画する上で気をつけているのは
その住宅が「安心という満足」「生理的な満足」「心理的な満足」を
充足しているかというポイントです。
「安心という満足」は住宅の部位で言えば構造や基礎などが
しっかりとできているかということですが、ビルダーの施工能力や
保険や保証などの面でも安心感があるのかということを意味します。
「生理的な満足」は、温熱環境や空気環境が及ぼす体への負担を指し、
「心理的な満足」は、デザインや家づくりへの参加性において建主が
満足しているかということです。
そんなことを考えながら企画しているのですが、
このB&D住宅の企画がかなりの数で充実したら、いつかは
日本の軸組住宅を世界へ向けJikugumi-Houseとして発信できないかと
夢のようなことを考えています。
ログハウスだって、スカンジナビアの伝統工法だったのが世界に流通しているの
だから、日本の軸組が世界のJikugumiになってもいいように思うのです。
もちろん、それを実現するには、工法そのものをもっとシンプルに誰もが
扱うことができるようにする必要があります。
そういう思いでコーディネートしていると、構造そのものを
スタンダード化することにも興味が湧いてきました。
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by yawaraka-house | 2009-03-09 21:23