どこまでがカスタマイズ設計?
B&D住宅の口火を切った観のあるCOANですが、昨年の9月
末にモデルハウスが完成して以来、既に8組ほどのお客様の
家づくりがスタートしています。
そのうちの2家族の家が、今月の下旬に完成し、建主様のご
厚意で完成見学会を開催するようになりました。
この2棟のうち1棟は、敷地の形状に基本プランをそのまま
すっぽりと建てることができず、1階のリビングゾーンと水
回りゾーンをズラすことでカスタマイズ設計を行ったのです
が、敷地形状とご要望によっては、さらなるカスタマイズの
必要のあるケースもあり、中には、COANをカスタマイズし
たというよりもルーツ的にCOANを残したと言ったほうがい
いような提案もありました。
この建設途中のA邸が、敷地の形状に合わせて基本プランを
ズラした提案になっています。
そんなとき私たちは「どこまでがカスタマイズ設計と呼べば
いいのだろう? そもそもほとんど自由設計なのにカスタマ
イズなんて呼んでいいのか?」という思いになるのでした。
建築家の本音としては、「カスタマイズするよりも自由に設
計提案したほうが楽〜」と感じる敷地もあるようです。
この辺りがB&D基本プランコースの仕組み上の課題でもある
と私は考えていて、それに対する答えも想定しながら新しい
プロジェクトは推進しています。
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by yawaraka-house | 2009-03-17 10:46