感性を読める人
B&D方式の初めてのモデルハウスが完成した。
27日と28日はそのオープニングイベントを開催。大勢の方に観ていただ
いた。
人気があったのは、土間テラス。庭の木陰が映って,縁側のようにくつろ
ぐことができる。格子雨戸を閉めると、外からは室内の様子が見えないので、
採光を確保しながらプライバシーを守ることもできる。
来場された方々はその土間テラスに腰掛け、庭をデザインしてもらった川
島さんと語らったり、子供たちがグルグルと駆け巡る様子を見たりして、す
っかりのんびりとした気分に浸っている様子だった。
格子雨戸に鍵をかけ、木製建具を網戸だけにすれば、夏の熱帯夜でも自然
の風を部屋に通しながら快眠することができる。
僕はこの格子雨戸がこんなに人気が出るなんて想像していなかったのだが、
いやいやデザイン担当の高岸さん、恐れ入りました。
高岸さんは光や風を読める人。その家でどんな暮らしが営まれるのかを想
像できる建築家だ。
住まいをデザインする人には、感性を読む能力が必要だと思うが、格子雨
戸がこんな風に使われ、そこでどんな家族の会話が生まれるのか、たぶん、
高岸さんには読めていたのだろうなあ。
B&D方式の家づくりは、各地の気候風土にマッチした家づくりを進めるも
のだが、日本人の感性に訴えかけるこんなデザインは大切にしていきたいと
思った。
ファサードはこんな雰囲気。高原のカフェみたいでしょう?
そして、これが土間テラス。木漏れ日が、いい感じです。
子供たちがグルグル駆け巡っていた。
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by yawaraka-house | 2008-09-29 18:50